VIX指数 恐怖指数とも =(S&P500の今後の変動を予想するオプション取引価格から算出)
Dow Jones Transportation Averag (DJI)  ダウ輸送株指数 3ヶ月
 ETF  VIX短期<1552.O> VIX中期<1561.O>  VIX短期<2030.T>  VIX中期<2029.T> 
<1552.O>=13/2/20 高値17900 安値
 VIX指数 恐怖指数とも =(S&P500の今後の変動を予想するオプション取引価格から算出)
リーマン・ショック発生直後、89.53まで上昇。
その後の安値は2013年の3月14日につけた11.05。

CBOE VOLATILITY INDEX (Chicago Options)  5日
VIX(恐怖指数)指数CBOE VOLATILITY INDEX (Chicago Options)  3ヶ月
VIX(恐怖指数)指数 6ヶ月
VIX(恐怖指数)指数 1年
VIX(恐怖指数)指数 2年
VIX(恐怖指数)指数 5年
【米国市場、4つのボラティリティ指数を比較 2008/01/27 OP道場より

●S&P 500のボラティリティ指数(VIX)

●ダウ平均のボラティリティ指数(VXD)

●Nasdaq 100のボラティリティ指数(VXN)

●Russell 2000のボラティリティ指数(RVX)

日経225オプションの平均IVが40%を超えた1月22日、VIXは一時的に37.5%の最高値を付けましたが、FRBの緊急利下げによって株価が持ち直したことで、結局31.0%で取引を終えました。
S&P 500に比べて下落率の大きかったNasdaq 100、およびRussell 2000のボラティリティ指数では、同日の取引終了時点で35%をやや上回る水準になりました。 これは昨年11月の株価下落時とほぼ同水準です。

ダウ平均のボラティリティ指数も急激な上昇は無く、昨年のピークよりも低い28%程度の水準で取引を終えています。

先週は異例の緊急利下げが精神安定剤となり、投資家の恐怖心がピーク水準の手前で抑えられた格好です。 しかし2001年の景気後退局面では、S&P 500のボラティリティ指数(VIX)が43%、さらにITバブル崩壊の直撃を受けたNasdaq 100のボラティリティ指数(VXN)は80%以上まで上昇しています。

投資家の恐怖心という観点で見ると、米国のベア相場が底を打ったとはまだ言い難い状況です。 今後米国の金融不安が長引き、利用できる精神安定剤が尽きてしまった場合には、恐怖指数が「本当のピーク水準」に達する可能性も考えられます。